冷間鍛造研究所では、他社が敬遠しがちなアルミの冷間鍛造を得意としています。

こちらでは用語集ということで、アルミの冷間鍛造がなぜ敬遠されがちであるのかなどの視点で御伝えをしていきます。アルミの冷間鍛造というのは軽量化を検討する上では、有効な選択肢の一つといえます。その一方で、アルミの冷間鍛造は加工をするための鍛造機を痛めてしまう原因ともなりうる素材といえます。具体的には、オイルの遠心分離機（クーラント・潤滑）ではアルミの加工くずが詰まってしまい、定期的な清掃等を行うことが必要です。

さらに、鍛造用の金型においては表面にカスが残る為に、製品に不良が起きてしまうことも発生し、時には金型に傷をつけ、不良の原因となってしまいます。

一方で、冷間鍛造研究所がアルミの冷間鍛造を得意であるとしている要因としては、歩留まりの部分は仕方ないとあきらめ、全数検査を行うことで不良品の外部流出を防ぎ対策を行っている点に特徴があります。これにより他社では不可能なアルミの冷間鍛造を実現しているのです。

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