百分台の寸法精度も金型・工程設計により鍛造化を実現 | 冷間鍛造研究所 [Cold Forging}

[冷間鍛造への工法転換事例]

長さ方向への百分台の寸法精度も金型・工程設計により鍛造化を実現

Before

上記の製品は、長さ方向19.35mmに対して、±0.05mmの寸法精度が求められている樹脂部品へのインサートカラーです。月産30万個の量産品となっています。直径方向に寸法公差±2/100mmの指定があり、従来は切削により加工を行っていました。しかし、ロット数の増加に伴い、冷間鍛造+切削による加工が検討されていましたが、それでも想定するコストに届かず、当社に問い合わせをいただきました。

After

従来:切削加工

現在:冷間鍛造

コスト:

こちらの製品に対しても、当社では冷間鍛造のみでの成形を行いました。これにより、切削加工時と比較して50%のコストダウンに成功しました。また当社では、安定した品質の製品提供が可能となるように、月産30万個の量産品も全数検査にて対応が可能となっています。他社と比較しても非常に低い不良率を実現し、お客様のリードタイム削減に貢献しています。
POINT
冷間鍛造研究所(Cold Forging Lab)では、冷間鍛造(Cold Forging)での加工が「難しい」もしくは「不可能」とされているような高精度部品の鍛造化に成功してきました。こちらのワークのように切削で対応していた寸法公差の厳しい製品も当社であれば、金型メンテナンスも含めた、工程設計により高精度部品の冷間鍛造化を実現しています。

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