冷間鍛造研究所(Cold Forging Lab.)の試作加工設備情報
冷間鍛造研究所では、フォーマー機(冷間圧造機)だけでなく、機械加工やプレス機も取り揃えています。これら設備により、冷間鍛造品に対する精度だし等の為の追加工はもちろん、冷間鍛造金型設計・製造前の試作加工にも対応しています。 CNC5軸複合旋盤や複合旋盤・サーボプレス等、幅広く取り揃え、加工に対応しています。 詳細は、下記をご覧ください。
冷間鍛造品 試作加工・追加工設備
5軸マシニングセンタ(牧野フライス V33-5XB)
加工サイズ:150×150×150mmまで対応、加工精度:±0.0001mmまで!
冷間鍛造研究所では5軸のマシニングセンタを保有することで、冷間鍛造化を検討する前の機械加工による試作対応をしています。その為、カラーやナットなどで複雑な形状をしている製品に対しても、5軸機の特性を活かして、精度・品質面で高い製品の加工が可能となっています。
冷間鍛造品の金型製造前の試作対応
CNC5軸複合旋盤(ヤマザキマザック INTEGREX300-Ⅳ)
加工サイズ:Φ300mm×1000mmまで、加工精度:±0.001mmまで!
こちらの加工機では、加工精度±0.001mm程度までの機械加工による試作対応が可能となっています。これにより冷間鍛造研究所(Cold Forging Lab.)では、冷間鍛造前に機械加工で製造した部品を用いた仕様確認が可能となっています。冷間鍛造研究所(Cold Forging Lab.)を運営するマツダ株式会社では、冷間鍛造品の試作~量産ライン立ち上げまでをスムーズに、スピードよく提供が可能です。
冷間鍛造前の機械加工による試作対応
CNC複合旋盤(森精機 NL2500)
加工サイズ:Φ300mm×500mmまで、加工精度:±0.001mmまで!
こちらの加工機では、加工精度±0.001mm程度までの機械加工による試作対応が可能となっています。これにより冷間鍛造研究所(Cold Forging Lab.)では、冷間鍛造前に機械加工による試作対応が可能となるように設備導入を進めています。 冷間鍛造研究所(Cold Forging Lab.)を運営するマツダ株式会社では、冷間鍛造品の試作~量産ライン立ち上げまでをスムーズに、スピードよく提供が可能です。
自動車部品、建築関係部品等に対応
ねじ加工機(斑鳩精機製、京和製作所製、東京タッピングマシン製、日産電機製)
ナット・シャフト部品へのネジ山の追加工(M6~M16)に使用
ねじ加工機を8台保有し、ねじ山の規格としてM6~M16までの精度の加工が可能となっています。ボルト・ナットをはじめとする締結部品の量産加工を生業としていることから複数台を保有し、加工対応を行っています。
自動車部品、建築関係部品等に対応
デジタル電動サーボプレス(アマダマシンツール) SDE-8018C/BO
加工サイズ:Φ23mm×80mm(800KN)、加工精度:±0.01mmまで!
冷間鍛造研究所では、フォーマー機だけでなく、サーボプレス機も保有し、鍛造加工を行っています。当研究所では、フォーマー機だけでは加工が不可能な形状・精度の部品製造において、同機の導入を行うことで量産性を保ちつつ(コストメリットを保ちつつ)、部品提供が可能となっています。
真四角形状の鍛造部品や角部の精度が必要となる量産品