自動車用スペーサー部品(冷間鍛造品) | 冷間鍛造研究所 [Cold Forging Lab.]

[製品事例]

自動車用スペーサー部品(冷間鍛造品)

製品仕様・特徴

  • SWCH材冷間鍛造品(自動車用部品)
  • 自動車用スペーサー部品(冷間鍛造品)
  • 自動車用スペーサー部品(冷間鍛造品)
材 質
サイズ 15mm×10mm×6mm
精度 ±0.03mm
業 界 自動車
用途 自動車部品
ロット数 10万個
重量

〈製造におけるポイント〉

この製品は、冷間鍛造研究所が得意とするフォーマー成形により加工を行った丸形状のカラー部品です。
自動車の足回り部品として使用されています。嵌めあい部品として使用される為、側面にストッパーの役割を果たす突起がついています。これまでは、切削加工により突起部分が作られていた為に、加工コストが上がり問題となっていました。

冷間鍛造研究所では、この突起部分をフォーマー機により成形ができるように金型に工夫をしています。
大手ユーザーの設計担当者からのご相談であったため、当社で成形可能な形状の提案と用途について確認を行い、成形することに成功しました。

気になる方は、当研究所にお問合せ下さい。

フォーマー機による加工は、丸棒材を使用しての加工であるということから一般的には、丸形状・円筒形状の加工品が多く、形が丸形状から変わっていくと徐々に難易度があがるとされています。
一方で、冷間鍛造研究所では、異形状の鍛造加工を得意としており、写真の様な角形状も高品質で提供が可能となっています。

〈工法転換による効果〉

写真の様な製品の場合、一般的には冷間鍛造+切削加工 or オール切削により成形することが普通であると言えます。
しかし、切削加工は特設の量産ラインをつくったとしても10万個となると、材料の無駄やリードタイムを考慮すると
他の工法への転換ができないかと検討するべきであると言えます。
当研究所が得意とする冷間鍛造はリードタイム・コストの面で冷間鍛造と比較して、優位性がある加工方法です。
そこで、当研究所ではこちらの製品に対しても切削レス化を提案し、コストダウンに成功しました。

これによりコスト半減を実現しています。切削品でコストダウンを検討されている方は、当研究所にお問い合わせください。

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