製品仕様・特徴
材 質 | 鉄 |
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サイズ | 18.6mm×18.6mm×4.2mm |
精度 | ±0.01mm |
業 界 | 自動車 |
用途 | 自動車足回り部品 |
ロット数 | 10万個 |
重量 |
〈製造におけるポイント〉
この製品は、冷間鍛造研究所が得意とするフォーマー成形により加工を行った角形状のカラー部品です。
自動車の足回りの部品で、スペーサーとして使用されています。
フォーマー機による加工は、丸棒材を使用しての加工であるということから一般的には、丸形状・円筒形状の加工品が多く、形が丸形状から変わっていくと徐々に難易度があがるとされています。
一方で、冷間鍛造研究所では、異形状の鍛造加工を得意としており、写真の様な角形状も高品質で提供が可能となっています。
〈工法転換による効果〉
写真の様な製品の場合、一般的には立型のプレス機を使用して加工が行われます。
立型のプレス機も量産には向いており、切削加工と比較するとコストダウンが可能となっています。
しかし、フォーマー機と比較した場合には、一個当たりの成形時間が数秒遅いとされており、こちらの製品のように
月産10万個ともなると、この数秒の差がリードタイムの観点で行くと非常にコストアップ要因となります。
そこで今回はプレス加工からフォーマー成形による冷間鍛造加工へと置き換え、加工コストをおさえつつ、リードタイム短縮にも成功しました。