製品仕様・特徴
材 質 | 鉄 |
---|---|
サイズ | Φ9.15mm×19.35mm |
精度 | ±0.01mm |
業 界 | 自動車 |
用途 | 自動車部品 |
ロット数 | 10万個 |
重量 |
〈製造におけるポイント〉
この製品は、冷間鍛造研究所が得意とするフォーマー成形により加工を行った自動車エンジン用のスペーサー部品です。
コイル材と呼ばれる材料を使用して加工をするフォーマー機による冷間鍛造では、スタンダードな形状と言えます。しかし、こちらの製品の場合には長さ方向に対して寸法公差が入っており、±0.01mm内に納める指定となっています。
冷間鍛造で実現できる寸法公差は一般に、百分台後半であるとされており、こちらの様な高精度寸法公差を伴う冷間鍛造部品は珍しいと言えます。
こちらの様な高い精度要求のある冷間鍛造品は、冷間鍛造研究所にお問合せ下さい。金型設計段階からサポートをいたします。
〈工法転換による効果〉
±0.01mmの寸法公差要求がある為、一般的には冷間鍛造+切削加工により成形が行われます。しかし、切削を行うということはコストアップに繋がるため、基本的には切削レスでの加工が好ましいと言えます。
そこで、冷間鍛造研究所では切削レスで長さ方向の寸法公差が出るように金型設計段階から提案を行っています。
この結果、製造コストを半減させることに成功しました。